広告の心理テクニック
今回は広告を見た時の消費者の心理を紐解きながら、ペットとの関係性も説明します。
広告の心理学
Youtubeの広告、SNSの広告、テレビのCM、日々広告を目にすることは多いと思います。
これらは商品やサービスを広く世の中に知らせるために作られるものです。
広告は「売るため・知ってもらうための手段」
そこで、たくさんの人に「これ気になる!」と思ってもらうために心理学が用いられているのです。
「今買えばお得!」
「今がお得!!」や「月初無料」が大きく配置された広告。
「〇月〇日までに申し込めばお得」と期限を定めて、かつ「通常だと〇〇円の入会金が〇〇円になる」という実際の数字を見せることで、見る人に「この機会を逃すと損をする」と感じさせる効果があります。
これらは、期限を定めるのでデッドライン効果、価格の差を表示することはアンカリング効果と呼ばれています。
あなたも一度は気になる気持ちを揺さぶられたことはありませんか?
「絶対に〇〇しないでください」
「絶対に食べないでください。」という大きな文字が目を引く広告など、広告なのに否定的なものってありますよね?
行動を制限されると、それぼど興味のなかったことでもしたくなってしまう効果があります。
これをカリギュラ効果といいます。
でも、カリギュラ効果は諸刃の剣でもあるんです。
あからさまに誇張しているとカリギュラ効果は発揮されにくくなりますし、情報の信ぴょう性が低くなり、商品や会社自体の信用を落とすことに繋がるので要注意です。
思い出させる
広告で犬や猫を見た時、消費者は過去に犬や猫と触れ合った経験を思い出すのだそう。
それは提示された商品やサービスへの行動に影響を与えるようです。
犬について人々が持つ典型的なイメージは、忠誠、人間と積極的に関わる、熱心、家族などが挙げられます。
反対に猫のイメージはクール、少しよそよそしい、頭が良いなどが挙げられます。
つまり犬または猫を広告に使った場合、その商品やサービスに対してこのイメージと同じ傾向のイメージを持ちやすくなるということです。
だから広告には動物を起用するのがいいとされているんです。